What's New in Aspire V10.5
作図 |
モデリング |
工具経路 |
インターフェイス |
作図
ドラッグで切り取り
削除する交差沿いに重なり合うベクトルをマウスでドラッグし、インタラクティブに切り取れるようになりました。
これにより、個別スパンのクリックが不要になりました。
ポリラインベジェツール
[ポリライン]作図ツールが改良されました。[ポリライン]ツールの使用時に左マウスを押したままドラッグし、ベジェスパンをインタラクティブに作図できるようになりました。
長方形コーナー半径ツール
長方形フォームの使用時に、コーナーをドラッグしてコーナー半径を動的に調整できるようになりました。
鋭角オフセットの改良
鋭角オフセットが変更され、結果(特にオフセットのマージ)が改良されました。
最終ベクトルをネスティング境界に使用設定を保存
ネスティングフォームの[最終ベクトルをネスティング境界に使用]を保存し、次回利用時に復元できるようになりました。
Bitmap Tracing
Select the colours to trace around directly from the image in the 2D View.
モデリング
レベルのクリッピングワークフローの改良
[レベルのクリッピング]機能が更新され、クリッピングの境界を容易に変更できるようになりました。新規のコンテキストメニューオプションにより、クリッピングの境界の更新、削除、適用が可能になりました。境界ベクトルへの変更は、クリッピングのレベルを更新してクリッピングの境界に適用することができます。
反対面にモデルをコピー
3Dビューのコンテキストメニューから、両面プロジェクトの反対側にモデルをコピーできるようになりました。
形状作成:新規輪郭
形状編集に凹型形状と「S-形状」スムージングの2つの輪郭形状が追加されました。これらの輪郭と[高さ制限]オプションを併用し、皿や模様のある盾などを容易に作成することができます。
形状作成:ブレンドモード
[形状作成]フォームに新規の[内側ベクトルにブレンド]最終高さオプションを追加しました。この新規オプションを使用して、選択した輪郭が外側輪郭から内側輪郭に向かってブレンドする形状を作成することができます。
工具経路
スレッドミル工具経路
新規の[スレッドミル工具経路]を導入しました。この工具経路を使用して、金属に標準サイズのねじ穴を加工することができます。また、カスタムサイズの締め金具の作成にも有用です。
[スレッドミル工具経路]には、雌雄両方のねじ山を作成するオプションが含まれています。雌ねじは差し込み先のキャビティで、雄ねじはボルトなどに作成されます。
面取り工具経路
[面取り工具経路]では、装飾エッジを作成するためにVBitsやボールエンドミルを使用して、容易に面取りを作成することができます。また、これは皿穴の作成にも最適です。
マルチ工具ポケット加工
[ポケット加工工具経路]と[メス型インレー:ポケット工具経路]が、より効果的に領域切削するために複数の領域切削工具をサポートするようになりました。
リスト内の最大工具は常に最初に表示され、できるだけ多くの素材を削除します。後続の工具は、前の工具が到達できなかった領域のみを加工します。
この方法で複数の工具を使用すると、加工時間を短縮して工具寿命を改良することができます。
工具経路タブ自動配置
輪郭工具経路タブフォームに、新規[コーナーとカーブ領域を回避]オプションが追加されました。このオプションはタブの配置を変更し、ベクトル周囲で平坦領域にほぼ等間隔でタブの配置を試行します。
工具経路バッチ保存
[工具経路保存]フォームに新規[可視工具経路を複数ファイル]オプションが追加されました。このオプションは、選択された全ファイルを個別ファイルに保存します。
[可能な限りまとめる]オプションの使用時には、工具経路ツリーの連続する工具経路が、同一工具を使用する場合にまとめられます。
輪郭加工時にリトラクトと切込みを削減
輪郭工具経路で、開いたベクトルの加工時に繰り返し行われていたリトラクトと切込みが除去されました。
工具経路は開いたベクトル沿いに前後に加工します。
開いた輪郭で最適化されたリンク動作
加工方向が重要ではない輪郭工具経路では、開いた輪郭をより効率的な方向と順序で加工するようになりました。
工具データベースでCtrl + ドラッグ
工具データベース内でCtrl + ドラッグを使用して、新規の場所に工具をコピーできるようになりました。
成形領域切削2Dプレビュー
[成形工具経路]で作成される領域切削工具経路を2Dビューでプレビューできるようになりました。
工具経路マージ:工具経路テンプレート
[工具経路マージ]が、工具経路テンプレート内に表示されるようになりました。これにより、自動化プロセスの一部として工具経路をマージできるようになりました。
インターフェイス
工具経路のグループ改良点
[工具経路のグループ]機能が改良されました。
- コンテキストメニューの[空のグループを作成]を選択して、新規の工具経路グループを作成できるようになりました。
- コンテキストメニューの[可視グループ]を選択して、可視の工具経路からグループを作成できるようになりました。
- 工具経路テンプレートがグループを含めるようになりました。
- 工具経路グループがプレビュー可能になりました。
- 工具経路グループが加工用に保存可能になりました。
すべての可視を再計算
コンテキストメニューに新規オプションが追加され、すべての可視工具経路を再計算できるようになりました。
ジョブテンプレート
[ジョブテンプレート]に新規ファイルタイプを導入しました。これらのファイルを使用して、共通の寸法や加工パラメータのみならず、ベクトルや工具経路も設定できるようになりました。